【レート1833最終1002位】自己反省用S19使用構築。対面エスバミミマリ
構築記事を書きました。6月30日に引っ越しをしたため、3桁(841位)に乗せてから潜るのをやめましたが、最終でも3桁のままで書きたかったです。
公開はしますが、基本自分用です。
文章化することで、構築、選出においての矛盾点や欠点、逆に良かった点が見つかればと思っています。
〇構築の経緯
対面構築を使うにあたり、環境トップのサンダーとポリ2にも正面からガンガン殴り合えるポケモンとして、冠環境で愛用しているダイマ枠エースバーンと非ダイマ枠ミミッキュを強く使いたく、この2匹から構築を組み始めた。
それぞれダイマして強い型である珠と、対ランドやアッキミラーを想定し、物理耐久を高くし対面性能を上げられるアッキで採用。
次に補完枠として水枠を探し、
①エスバミミの苦手な地面タイプ(主にカバルドン、ランドロス、すなかきドリュウズ)やウツロイドに殴り勝てること
②ナットレイにも打点がある水タイプであること
③エスバを上から殴ってくるスカーフ水枠(水ウーラオスやウオノラゴン)にも対面で殴り勝てること
以上に合致したのが、水フェアリー格闘という技範囲が優秀なマリルリをチョッキで採用。
残りは、
まだこれでもエスバの上をとるスカーフ枠に火力を押し付けられてしまうので、水ウーラ、ガラルヒヒダルマ、ウオノラゴンあたりを上をとり、エスバと相性補完に優れているスカーフサンダーを採用。
相手のダイマエースバーンやカバルドンのあくびステロループがきつく、電気の一貫を切るため、クッション兼ステロ撒き、あくびループ抜けとしてS個体値31のカバルドン抜かれの残飯ラグラージを採用。
最後はそれまで、
エスバの苦手なカイリュー、ランド、ラグ、水ウーラを相手でき、
S18終盤に流行った襷氷枠のアローラキュウコン、バイバニラに性能が近く、かつナットレイにやどりぎをさせないポケモンとして襷のユキノオーを採用していたが、
相手のエスバ入りの構築に投げづらいことで選出頻度が落ちたことから、
氷打点を持ちつつ上記のポケモンに強くいける点やラグで相手を眠らせた後に積みエースになれる点、対エスバ、対サンダーも優秀な点を評価しカイリューを最終日前日にラムのみで採用し、構築が完成した。
〇コンセプト
・とにかくエースバーンを強く使って相手パーティを破壊し、後ろのポケモンの対面性能ないしクッション性能の高さを活かして相手のダイマを弱く使わせ、ミミッキュで詰める。
〇パーティ紹介
1、エースバーン@命の珠 キョダイ個体
リベロ 陽気
AS252 D4
A:ぶっぱ
S:エスバミラーでなるだけ上をとりたいため最速
D4:ダウンロード調整
この構築のエース。このポケモンをダイマで通せるかどうかを選出時には第一に考えていた。技の決め方は優秀な高火力ほのお技火炎ボールと、ポリ2やヒードランへの打点、ダイマ時の火力上げに必要なとびひざげり、ドヒド入りにも選出しやすくするしねん、ダイマサンダーなどのダイジェッターと撃ち合えるダイアタック媒体(威力140)となり、非ダイマ時にも命中安定で撃ちやすい技としてすてみタックルを採用した。
とびはねるや不意打ちも欲しい場面はあったが、今期はずっとこの技構成で駆け抜けた。
ランドやカバ、ラグがいないパーティではほとんどの試合で初手ダイマをした。唯一の欠点はドラパ入りにダイマしにくいこと。
2、ミミッキュ@アッキのみ
化けの皮 意地
H164 A156 B76 D4 S108
H:8n-1(化けの皮ダメージ最小)
A:11n
D:余り。皮ダメ時、C177サンダーの珠ぼうふうを最高乱数切り耐え
S:S129サンダー抜き。だいたいのアッキミミッキュのS抜きを意識
じゃれつく、影うち、ドレインパンチ、剣の舞
この構築の詰め要員。だいたいアッキミミッキュより上をとりたいが、ポリ2への遂行速度を早めたいのでドレパンを採用し、ゴースト技は影うちのみにしてしまっている。このためミミッキュミラーに若干弱さが出つつあり、今後要検討。だいたい2番手か3番手に置き、相手のダイマへの切り返しや、ゲーム終盤のスイープをしてもらった。
ちからもち 意地
H220 A252 B4 D12 S20
H:なるだけ高く
A:特化
B<D ダウンロード調整
S:S下降補正のS72ポリ2抜き
この構築の裏エース。エスバが不利をとるポケモンをほぼ相手してくれた。Sの上がったウツロを止められる唯一のポケモン。カバサンダーナットウツロウーラみたいな構築にはだいたい出していた。
4、サンダー@こだわりスカーフ
静電気 臆病
CS252 B4
C:ぶっぱ
B:あまり
10万ボルト、暴風、ボルトチェンジ、熱風
エスバを相手してくる初手のスカーフポケモン(ヒヒダルマ、ウオノラゴン、水ウーラオス)を相手してもらう。しかし、ウオノラゴンはワンパン出来ないので、基本的にはエラがみの火力を下げ10万2発で倒すことが目的。襷アローラキュウコン+弱保ジバコのような構築には初手のアロキュウ対面でボルチェンしエスバに引くムーブをするとだいたい吹雪を撃ってくるので、壁を張られずに突破出来ていた。どのスカーフダルマにも上を抜かれたくないため最速にしていたが、控えめの火力が欲しい時ばかりだった。
5、カイリュー@ラムのみ
マルチスケイル 意地
H68 A220 B12 D100 S108
H:16n-1
A:突破力を高めたいので、なるだけ高く
S:1加速で最速ウツロイド抜き
ダブルウイング、じしん(最終日前日は逆鱗、当日に変更)、冷凍パンチ、龍の舞
最終日前日に入れたポケモン。努力値は過去シーズンに使用してた個体そのまま流用。Dにある程度割いていることから、構築単位で苦手なライコウに強くいけたのは良かったが、1加速で抜ける相手を広げた方が良かったかもしれない。マルチスケイルがあることから強引に龍の舞を積みにいける点は本当に優秀。当初は逆鱗で使用していたが、ヒードランやジバコイルなどを後投げされることが多く突破力がかけたため、地震に変更。パーティに採用してからの選出率は高かった。
6、ラグラージ@残飯
激流 のんき(S67のカバルドンに抜かれる個体)
H252 B204 D52
H:ぶっぱ。16n-1
B:相手の物理アタッカーのダイマを枯らしたいので、できるだけ高く
D:C169ウツロの草結びを最高乱数2つ切り耐え
あくびステロ要員でもあるが、基本的にまもるを絡めて相手のエスバのダイマ枯らしや、こっちのダイマエスバに後発ダイマを切ってくるランドのダイマ枯らしで使っていた。相手のカバ入り構築には初手投げし、後攻クイックターンであくびループを切っていた。ヒードランやポリ2と対面するとダイソウゲンがちょくちょく飛んでくるので、その場合は初手まもるから入っていた。もちろんあくび読みみがわりをされたら裏目になるが、それをされなかったのでその行動を一貫させた。
選出について
・エスバ+ミミ@1
基本選出。対サンダーポリラオスはだいたいこれ。
ダイマを切るタイミングは早め。相手にエスバがいる時はラグ。ランド入りにこの選出をしたい時はカイリューかマリルリ。
水ウーラやノラゴン、レヒレ等の水タイプを見たい時やヒヒダルマが入るはサンダーを選択していた。
・マリルリ+ミミ@1
ドラパがいる時や、エスバが刺さりが悪いと感じたとき。基本的には地面や草タイプ(ゴリランダー)の一貫を切りたいのでカイリューかサンダー。
対受けループ。ラグでステロを撒いて、エスバでドヒドバンギを崩す。ヌオーがいる時はサンダー、他の時はカイリュー。崩しをほぼダイマエスバに一任しているので、エスバのダイマを弱く使わされた場合の勝率は低め。
対カバサンダーナットウツロ。いかにウツロをマリルリで止められるかがカギ。
・サンダー+エスバ@1
対アロキュウジバコ。ジバコの電気の一貫を切るためにだいたいラグ。サイクルを回す必要がある時はラグorマリルリ。
〇きついポケモン
・ドラパルト
エスバがドラパに弱い技構成であり、ゴーストの一貫を切ってないため。ミミッキュが絶対選出
・アロキュウ以外の氷タイプ(主にブリザポス、ヒヒダルマ、バイバニラ)
基本的に最終日前日からアロキュウ以外あまり見なかったので、切り気味で戦っていた。
・ヌオー
草打点があるユキノオーを抜いたので、誰も抜群がとれない
・残飯鉄壁瞑想型のポケモン
主にレヒレとテテフ。積まれたら3タテ覚悟
・カプコケコ
上からエレキフィールド電気技+草結びに苦戦する。
・飛行技持ち耐久霊獣ランドロス
マリルリでさえ後発ダイマしても、そらをとぶを絡められて突破された時は泡吹いた。
・ハーブウツロイド
Sを上げさせたらエスバサンダーは無理。ミミッキュも高火力ゴースト技がないため、ダイマの撃ち合いをしても弱い。いかにSを上げさせないか、マリルリで落としにいけるかがカギ
ヌオーと同じく、ユキノオーを抜いたことで相手のラグに弱点をつけるポケモンがいないため。見透かされたとしても、ラグ入りには初手ラムカイリューから入っていた。
・珠ミミッキュ
こっちのミミッキュが高火力ゴースト技がないため。こいつにダイマされたらエスバのすてみタックルでダイホロウ透かしをする等しないと勝てない。
以上です。7月のシーズンが冠環境最後なので、悔いのないよう頑張ります。