こんにちは。はるみんです。
伝説2体ルールで初めて最終3桁順位を達成できました。
レート1900にも届かず悔しいシーズンではありましたが、上を目指すためにも自分で考えた構築を振り返り、反省すべく記事にしておきます。
〇構築経緯
1、前期最終的に溶かしレート1700にも届かなかったザシオーガだが、伝説1体ルールから使い慣れてるうえに好きな伝説2匹なので、リベンジしたいと強く思いザシオーガから再スタート。
2、まずはカイオーガから見直し、前期の記事にあったオーガメタにもワンチャン掴めるうえにメタモンにも強くなれ、ダイマの撃ち合い、ザシアン受けの多くのポケモンにも強い、絶対零度持ちの突撃チョッキオーガを採用。
3、オーガが遅いことで苦手なムゲンダイナや、Wキュレムやゼルネアス、イベルタルに強く、ダイマを使わずに相手のダイマと撃ち合えるザシアンをHSで採用。
4、オーガの雨とのシナジーがあり、オーガが苦手な特殊受けや水無効ポケモンに強く、相手のザシオーガに強く出していけるすいすい物理珠ゲロゲを採用。
5、オーガゲロゲとザシアンの強力なストッパーになるヌケニンに砂やステロで強く、ジガルデやルギア、コスパダイナなどの積み伝説を流せ、物理特殊どちらの一般枠の初手ダイマ枠にも耐えてあくびで弱くできるカバルドンを採用。
6、ザシアンをメタモンにコピーされた際の引き先や運の押しつけができ、相手のザシアンにも抗え、ザシオーガで苦手なチョッキホウオウのダイマ枯らしができるアッキサンダーを採用。
7、ここまでゴーストの一貫が酷く黒バドに対抗策が少ないのと、竜舞積んだゼクロム、相手のすいすい珠ゲロゲのストッパーになれ、あらゆるポケモンの誤魔化しができるスカーフメタモンを採用し、構築が完成した。
8、構築をつくるにあたり、S27最終20位のあるさんのザシオーガはかなり参考になった。
https://arumix1010.hatenablog.com/entry/2022/03/01/200842
〇コンセプト
・S27でメタられ続けたザシオーガでリベンジする
・相手のメタモンに怯えず安定した選出をする
・相手のザシオーガに全部勝つ
・相手のザシアンメタ、オーガメタのポケモンにもワンチャン掴めるようにする
〇ポケモン紹介
カイオーガ@チョッキ
雨降らし
控えめH183(60) B113(20) C220(236) D162(12) S134(188)
H:8n-1
B:A231ザシアンのじゃれ最高乱数切り耐え
C:11n
D:余り
S:準速マンムー抜き抜き
潮吹き、熱湯、雷、絶対零度
1番選出した軸になっていたポケモン。
絶対零度を採用することでハピヌオー入りにも出すことができ、ラス1オーガが不利をとるオーガ受けに対してもワンチャンを掴めた。
ダイマ性能も高く、チョッキを持たせることでメタモンにコピーされてもかみなりマヒ以外では焦ることがなく、また黒バドや特殊イベルとのダイマの撃ち合いだけでなく、Wキュレムやディアルガ等の水技を2分の1で受けてくるオーガに強い伝説に対しても素早さを準速マンムー抜き抜きにしてることで上からダイストリームでゴリ押して撃ち合うことができるのは良かった。また副産物は相手のアッキサンダーがアッキ食った後でも羽休めに合わせて引けた場合、オーガの水技かダイマで倒せることが多く、アッキサンダーで止まらなかった。
ゲロゲをダイマで通すための雨始動役になることがちょくちょくあり、相手の様子を見るためにオーガではダイマしないということもゲロゲ選出時にはよくあった。この環境だと物理ダイマ(竜舞珠日ネク、チョッキホウオウ)に撃ち合うこともかなり多いため、Bにもっと回しても良いかもしれない。タイプ相性をことごとく覆えされて倒された。
ザシアン@朽ちた剣
ふとうのけん
意地H193(204) A220(76) B138(20)C× D136(4) S194(204)
HB:遅いA+1特化ザシアンのきょじゅう+せっかをなるべく耐えられるように高く(きょじゅう150~177、せっか20~24)。
A:11n
D:余り
S:S+1の準速日ネク抜き。S振ってる意地ザシアン、遅いムゲンダイナ、意地スカーフノラゴン意識。
8世代のメガクチート。構築の非ダイマなエースなのだが、パーティのきつい部分を補完していたポケモン。
ザシオーガできつくなりがちなナット、ディアルガを殴り、初手のWキュレム対面で裏のネクロズマにも負荷がかけられるインファイト、
ヌケニンへの打点、悪ウーラのカウンターケア、Bダウンの上振れによる火力補助、アッキサンダーの要塞化を防げるかみくだく、
リフレク型も含めムゲンダイナへの最大打点を叩きこめ、壁構築が辛くならないサイコファング
の技構成にした。
じゃれが欲しい場面も多々あった(意地スカーフノラゴンの迅速な処理、対サンダー、対ヌオーへの打点、)ので、技は再考の余地あり。この4つの技構成で使ってる人は中々いないはず。じゃれがないのでザシアンがコピーされた際にはアッキサンダー引きが安定し、交代読みかみくだくやサイコファングされた場合でもアッキがあることで羽休めで受かりやすかった。
最終日あたりは最速ザシアンが多かったようだが、4桁帯では中々当たらず、ザシアンミラーではだいたい上とれたし、意地珠日ネクにも竜舞後も殴れるので、Sを伸ばした意味は大きかったように思う。
ガマゲロゲ@命の球
すいすい
意地H181(4) A161(252) B95(0)C× D95(0)S126(252)
H:あまり
A:火力が欲しいので特化
S:意地控えめミラーも考慮し準速
たくさんダイマさせたダイマエース。タイプ一致のメインウェポン2つに相手のオーガや草4倍の水無効、ヌオーを殴るパワーウィップ、雨下で強力な中間択となるみがわりとした。
ゲロゲはめちゃくちゃ流行っているので対策はされていたが、それでもなお活躍してくれた。みがわりはダイマが切れた後の相手のダイマ枯らし、ゲロゲの圧力でダイマを切ってくる相手へのダイマずらしもでき、ダイウォールになれるのも便利。
しかし格闘技がないのでナットレイには無力だし、岩技がないのでヌケニンにも無力なのは脳死ダイマをさせにくくさせてたので技も再考の余地あり。
砂起こし
腕白H215(252)A132(0) B170(132)C× D108(124)S67(0)
HB:A161ゲロゲの球ダイストリーム、最高乱数切り耐え、A
HD:C194サンダーの球ダイジェット、最高乱数切り耐え
地震、あくび、ステロ、吠える
ザシオーガと相性が良いステロ撒きと積みポケモンへの流し役。しかし、そもそもダイナはホウオウと組まれることが多く、オーガサンダーザシアンorゲロゲの選出で固まっていたうえ、
ジガルデにはラス1で吠える出来ない状況にされ逆に起点にされて3タテいたため、選出しても活躍があまりなかった。この枠は要検討。おそらくジガルデとやりあえ、ゴーストの一貫を切れる丸くなるポリゴン2あたりが候補。
サンダー@アッキのみ
静電気
ずぶといH191(204) A× B148(236)C145(0)D110(0) S129(68)
H:16n-1
B:余り。相手のザシアン、日ネク、ホウオウを受けられるようになるべく高く。
S:準速ノラゴン抜き抜き。アッキサンダーミラーで上から動くのを意識
暴風、放電、熱風、羽休め
メタモンコピーされたザシアンや相手の日ネクやホウオウのダイマの誤魔化し、相手のザシアンの誤魔化し要員。アッキサンダーなら本来熱風の枠がみがわりだが、構築単位でナットレイがきついのとマヒしたザシアンの迅速な処理をするために熱風を採用した。火力がないためダイマ要員には向かないが仕方なくダイマさせることは度々あった。
変わり者
HS252 D4
変身
ゴーストが一貫するこの構築で唯一黒バドを誤魔化せるポケモン。他にも相手のザシアンを含め荒ゆみポケモンの切り返しを任せた万能ポケモン。スカーフの型以外は寒気がするのとサイクル参加して削れることはよくあるので襷も考えられず、スカーフ一択。
〇選出について
・ザシアン+オーガ+サンダーorゲロゲ
基本選出。相手のメタモン入りにはサンダー。ホウオウ入りにもサンダーが多かった。
初手はだいたいザシアン。ホウオウダイナにはホウオウの初手ダイマを強要させてなるべく弱く使わせられるようにオーガから入った。
・メタモンorザシアン+オーガ+ゲロゲ
相手のザシオーガに対して。相手のザシオーガにもゲロゲがいる場合はメタモンを絶対選出していた。
相手のバドザシに対して。黒バド草技をない前提で動いていた時はゲロゲを選出していた。
・ザシアン+オーガ+カバルドン
相手のヌケニン+ジガルデみたいな構築に対して。
〇きついポケモン
・黒バドレックス+ハピナス。
黒バドの処理をメタモンに一任しがちなため、コピー黒バドを一貫させられなかったり、スカーフ黒バドとの同速勝負で負けたり。初手にオーガを出し、ハピを早めに引っ張り出して零度かゲロゲで迅速に処理出来た場合は勝てていた。
・剣舞最速ザシアン+ヌオー
アッキサンダーはマヒらせないかぎり剣舞ザシアンには弱めなのできつい。メタモンでザシアンをコピーしてもヌオーがいるので切り返しが難しい。
・チョッキホウオウ+メテビダイナ
初手のオーガホウオウ対面はホウオウがダイマしたら有利なので、雨状態でアッキサンダーに引いてダイマを枯らしていたが、裏のダイナにサンダーが起点にされやすい。最終日に当たりすぎて発狂していた。
・ジガルデ入り
カバルドンで流せるはずが相手もカバルドンの対処を分かっているので、前述したような起点のされ方で3タテもされていた。それに加え、マヒせずともチョッキオーガより早いジガルデが多く、上からみがわりでオーガのダイマターンを枯らされるようなこともよくあった。
・ガラルヒヒダルマ
氷と地面の技範囲がきつい。スカーフ型とタスキ型どちらもきつい。初手にザシアンを出して対面させオーガに引いた時に一貫する地震を撃たれた場合はこいつ1匹で崩壊していた。ザシアンを投げてからフレドラや地震、とんぼを誘ってアッキサンダーに引くような動きをしていたが、あまり強い動きではないため、何かしら対策を立てる必要がある。
・ジェット持ちホワイトキュレム
ガラルヒヒダルマと似たような技範囲。基本ザシアンで見ているため、ジェットを積まれた場合は上からのダイアース、ダイバーンで崩壊する。メタモンでコピーしてもあまり切り返しにならないのもきつい要素。
〇総括
前期よりは成長出来たとはいえ、記事を書いていて、まだまだ上を目指すためには考察不足な面が見えてきた。特に黒バドやジガルデに弱かったのは今後対策を考える必要があり、ガラルヒヒダルマやWキュレムなどの氷と炎、地面の一貫があるポケモンに対して安定択を増やしていくのも必要だと感じた。
S29は忙しい4月なのだが、レート1900を更新して強くなりたい。